育毛・発毛方法を知るには、まず髪の構造について 考える必要があります。
発毛や育毛について学ぶ前に、まずは髪そのものの仕組みを理解しておくことは大切です。フサフサの髪を得るために意味ある行動をとるため、髪の構造を学んでおきましょう。
髪はどのような構造になっているのでしょうか? 一般に「髪」と呼ばれる毛は、専門用語では「毛幹」と呼ばれます。これは皮膚から上に出ている部分のことです。
つまり髪の毛は、皮膚の中の部分である「毛根」、その毛根を包んでいる部分の「毛包」、そして皮膚の上に突き出ている(生えている)部分の「毛幹」に分けられます。
さらに細かく考えていくと、髪の毛を引き抜いた時、毛根部分が膨れ上がっていることに気づきますが、これを「毛球」と呼びます。髪の根のような役割を果たす部分です。
そしてこの毛球を構成するのが「毛乳頭」「毛母細胞」「色素形成細胞」となります。一言で言えば髪ということになりますが、このように髪にはそれぞれの役割を持った部分があるのです。
育毛を考える際、髪のどの部分に対して、刺激したり栄養を与えたり保護したりするのかを考えておく必要があります。
髪は根元から先端まで各部位に分かれていますが、では、髪の中の構造はどのようになっているのでしょうか? 髪の断面的な仕組みを見てみましょう。
まず、髪の一番外側には「毛表皮」と呼ばれるうろこ状の成分があります。これは一般に「キューティクル」と呼ばれ、シャンプーやコンディショナーのCMなどで耳にしたことがあるでしょう。
このキューティクルは髪を覆って内部の成分を保護する役割があります。
水分を保ってつやのある髪にするためには、キューティクルのケアは欠かせません。
そしてさらに内部にいくと、毛皮質(コルテックス)と呼ばれる成分があります。水分を含み、髪の大部分を占める成分です。栄養分であるたんぱく質も含んでおり、髪にとって重要な部分となっています
そして最も内部、芯の役割を果たすのが「毛髄質」です。
空気とメラニン色素を含み、髪を強く保ちます。ただ、すべての髪に毛髄質があるわけではなく、産毛のような細い毛にはこれがありません。太い髪には含まれており、髪に弾力と強さを与えます。
近年ではファッション的な意味合いも強くなっている髪ですが、そもそもどのような役割があるのでしょうか?髪が果たす役割は、主に3つあると言えるでしょう。
まずは頭を保護するという点です。
脳を含む大切な部分である頭部を、髪によってある程度のショックから守ります。そして直射日光が当たることや、暑さ・寒さからも保護することになります。
そして髪によって感覚が敏感になるという点もあります。
髪の毛の根元部分には、知覚系の神経が張り巡らされています。
髪によってその神経が刺激されて発達し、外的な刺激にも敏感になっていくのです。
さらに、髪が伸びることで人体にとって有害な成分を排出することにもなります。髪は人の身体に微量ですが含まれている、水銀や砒素などを吸収して伸びていきます。それで、髪とともにそのような金属成分が排泄されることになるのです。
このように髪の毛には、わたしたちの身体的な益を考慮したメリットがあるわけです。見た目の問題だけではなく、健康面から考えても育毛は良いことだと言えるでしょう。